ダウンベスト試行錯誤

ハッピーとジャックにダウンベスト(中身はダウンじゃなくてポリエステル100%の手芸わたですけどね)を作りました。
トルソー用に買った手芸わたを広げてみたらダウンジャケットを作るときにつかったキルト芯よりしっかりしていたので、
これを使って冬服を作ることにしました。
試作したのは、なるべく防寒になるように、手芸わたを二重にしたり、袖をつけたりしました。

このとき、ワタの厚みを考慮していなかったので、サイズが小さくてパッチパチになりました。
わたの厚みが 1cm あるとすると、サイズは、1cm × 2 × 3.14 の長さが増えるわけで、そのことが全然わかってませんでした。
わたは、半分に、袖はなくベストにすることにしました。

いつもは、ジャックはハーネスをつけるために背中に穴を開けるのですが、今回は、ベストそのものがハーネスの機能も兼ねるように
ベルトを背中につけるようにしました。
なお、裏地は、コットンフランネルにしています。
ベストの縫い方を試行錯誤したので、最終的に確定した縫い方をメモしておきます。
襟は立て襟にしています。
表地に、わたをステッチで縫い付けるのは、ダウンジャケットを作る時と一緒です。
表地の肩を縫い合わせ、襟を縫い付けます。
裏地も肩を縫い合わせ、表地と中表に合わせます。
赤い線の部分を縫います。黄色の矢印のように裏返します。肩の部分が細いので、わたが厚いとこの縫い方は無理になります。

脇のところを縫います。図ではわかりにくいですね。。。(自分のためのメモなので。)

裾を中表にあわせて、返し口を残して縫います。返し口を真後ろにしないのは、目立たないようにするためです。

返し口から裏返します。返し口をステッチで塞ぎます。
ここで、ふちにそって、ステッチをかけるべきなんですが、そうするとペッタンコになるので、あえてステッチを当てずにふんわりにしています。

今回は名前はなしで、反射シートをつけてみました。丸い形にしたのは、角がない方がはがれにくいからです。
なんか、イモ虫な感じになりました。青イモ虫と赤イモ虫。。。

暗くなると、こんなかんじに、光ってみえます。

ということで、ダウンベスト完成です。