ブラックインペリアルフライトスーツを縫って見た
第501軍団のコスチュームリファレンスライブラリに基づいて、ブラックインペリアルフライトスーツ+インペリアルハットを作って見ました。
Costuming:IC imperial bridge crew - Databank
以下は、その工程の一部始終です。長いよ。
基本は作業服のようなツナギなので、一般的なツナギの型紙を探したら、なんと無料型紙が見つかりました。
これを改造して使います。
変更点は以下のところ。
- ポケットがいっぱい(9個)
- 襟がマンダリンカラー
- 胸に縫い目
- カフスはマジックテープ
- 腕にエンブレム
- 自分のサイズに合わせる
修正した型紙。
材料は以下のとおり。
- ポリエステルギャバジン
- マジックテープ(20mm幅)
- 接着芯(薄手)
- ミシン糸(#60)
- ファスナー(63cm、逆両開き)
- 伸び止めテープ
- アイロン両面接着テープ
- アイロンラバーシート
- (ロックミシン糸の黒がなかったので買ったんですが、ロックミシンの調子が悪くて使いませんでした)
裁断です。手前の方に帽子の型紙を並べてみて、生地が3.5mぐらいで一着できることが判明。
裁断できました。
下半身のパーツ。
身頃のパーツ。襟は後で作り直したのでこの画像の襟は使ってません。
袖のパーツ。
それでは縫って行きます。
まずは、コムパッドを入れる窓がついたポケット。
ポケットの本体と見返しのパーツ。
中表に重ねて窓枠を縫います。
窓の部分に切れ目を入れます。窓の隅ぎりぎりに切れ目を入れるのがミソ。
見返しを裏返して、窓枠にステッチを入れて完成。
次は、ポケットの蓋(フラップ)を縫います。
中表にして、裏返す部分を残して出来上がり線を縫います。
裏返して、周りをステッチして完成。
フラップ付きのポケットの本体は縫い代を折り返してアイロン当てて、ポケットの口だけステッチかけます。
腰の大きなポケットは、入り口が丸くなっているので、見返しをつけます。
見返しを中表に合わせて、出来上がり線を縫います。
丸みがあるところに切り欠きを入れて、
ひっくり返してステッチして完成。
胸のポケットも同じように作ります。
次は接着芯をつけていきます。襟、カフス、ファスナーつけるところの接着芯を裁断。
あと、ポケットを縫い付ける部分につけてます。接着芯がなくなりかけたので、ポケット用は最小限にしかつけてません。
エンブレムをアイロンラバーシートで入れます。
まずは、カッティングプロッターで裁断。(これ持っている人は少ないので自分のアドバンテージ。。。)
裁断して、カス取りしたところ。
アイロンで接着完了。パッチじゃなくてアイロンラバーシートでいいのかはちょっと不明。パッチでも刺繍じゃなくてビニールの印刷でいいらしい。
真ん中の点は、チャコペンだから消えます。
ポケットをつける前に、コードシリンダー用ポケットに、平ゴムを縫い付けてました。
これは、コードシリンダーを入れたときに、活動中に落ちることがあると聞いたから。
実際にやってみると、ほらヒックリ返しても落ちません。
(コードシリンダーと違うがな!)
袖にポケット3個つけました。
前身頃のポケット2個つけて、胸の縫い目を縫い合わせます。縫い合わせしたところは、その都度ジグザクミシンでほつれ止め。(ほつれやすい生地なので最初からほつれ止めしたほうが良かったかも)
ズボンにポケット4個つけました。
襟ぐりと袖ぐりに、伸び止めテープを貼ります。
前身頃の上下を縫います。
ファスナーをつけます。見返しと持ち出しとむにゃむにゃ。。。
説明するのが難しいので、詳しくはこちらのサイトを見てください。
ファスナー取り付け完了。
開けるとこんな感じ。
後ろ身頃をスボンに縫い付けます。
前身頃と後身頃を肩で縫い合わせます。
袖を縫い付けます。
脇を縫い付けます。これでほぼ形は完成。
カフスをつけます。マジックテープの縫い目が表に出ないように先にマジックテープを縫い付ける。
襟を型紙から作り直してつけます。
襟もマジックテープなので、先に縫い付けるんですがいろいろ間違えて縫い直してます。
襟の取り付け完了。
ファスナーは逆両開きなので、男の子はベルトを外さなくても用が足せます。
明るいところで、全体撮影。ポケットの位置がわかりますかね。
ポリエステルが意外とアイロンに弱くて、アイロン温度が高めで当てたところがテカテカになってしまった。
ブーツを履くときに、ズボンの裾がめくれないように、足の下に平ゴムつけました。
これで完成です。
あとは、以下のものを入手すれば、申請できるんですが、入手先のサイトが現在お休み中みたいなのでしばらくは申請できない。
- コードディスク(帽子につけるパーツ)
- ベルト
- ブーツ